JR長浜駅より徒歩10分
問い合わせ先 長浜市観光振興課
問い合わせ電話番号 0749-62-4111

日本三大山車祭の一つに数えられる長浜曳山まつり。その起源は古く、今から400年余りも前に遡ります。当時長浜城主であった豊臣秀吉公が男子誕生を喜び、城下に砂金を振る舞い、町衆がこれをもとに山車を作り、長浜八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりといわれます。江戸時代には曳山を舞台に、子ども歌舞伎が演じられるようになり、今に受継がれています。漆や金銀の彫刻などの装飾が施された山車は全部で13基、長刀山を除く4基づつが3年に一度交代で出番となります。
祭の最大の呼び物は、「子ども歌舞伎」。毎年、4月14日・15日・16日の3日間、まちのあちこちで子ども歌舞伎キッズの熱演が喝采をよびます。役者は5才から12才位で、全員男の子。遊び盛りのやんちゃ坊主たちは、重なる稽古に声をからし、役をからだに染み込ませて「役者」になっていきます。
「子ども歌舞伎」をクライマックスとする曳山まつりですが、そのほかにも、見逃せない行事がたくさんあります。まず、4月9日〜12日の間、夜8時過ぎからおこなわれる「裸参り」。出番山組の若衆たちが、くじ順と役者の無事、祭りの無事を祈願して八幡宮と豊国神社に参拝します。サラシ・キマタ・足袋・はちまき姿で手には提灯、「ヨイサ!ヨイ サ!」の掛け声は、見る者のテンションをもかき立てます。
14日には、各出番山は自町で歌舞伎を演じた後、八幡宮に向け山を曳きます。これを「登り山」といいます。八幡宮に整列した各山からは、山に乗ってきた豆役者たちが自町へ行列をつくり、帰っていきます。化粧をし、衣装を着けた役者が、おともの持つ提灯の明りに浮かび、なんとも雅びやか。これが「夕渡り」で、本日前のクライマックスともいえます。
翌朝、役者たちは自町から八幡宮へ向け行列をつくります。これが「朝渡り」。観客の声援に応え、立て役者たちは立派に見得をきります。「太刀渡り」は長刀組の武者行列で、朝渡りにつづいて行われます。力士役の若衆が「しりからげ」をして臀部を見せるので、この行事自体が「しりまくり」とも呼ばれています。
さて、「子ども歌舞伎」。ぜひ一度はご覧になっていただきたい。これがやんちゃ坊主の芸なのでしょうか、悲恋に泣きくずれる女形は、見る者の涙を誘います。見得をきる名場面には、仕事も忘れ彼らの世話をした若衆や観客から「待ってました!」「よくできました!」などと間髪入れずに声が飛びます。この呼吸の妙にも、長浜の町衆が守り続ける「芸ごころ」と伝統の深さが見てとれます。
JR長浜駅より徒歩10分
問い合わせ先 長浜市観光振興課
問い合わせ電話番号 0749-62-4111
〒5260059
長浜市元浜町14-8 (曳山博物館)
電話番号 0749-65-3300
FAX番号 0749-65-3440