開館時間
料金
駐車場 無
問い合わせ先 西浅井町企画観光課
問い合わせ電話番号 0749-89-1121

西浅井町の北端にある「山門水源の森」は、県所有の広大な保全林です。この森には、ブナ林をはじめアカガシ、コナラといった広葉樹林や、雨水がたまってできた「山門湿原」があります。この湿原は、ミズゴケを主とする高層湿原で、その歴史は約3万年。氷河時代の生き残りと考えられる寒冷地動植物の生息も確認されています。後世に残していきたい重要な自然の宝庫なのです。
この森には、健脚コース(5km)散策コース(4km)湿原コース(2km)の観察コースが用意されているので、体調にあわせて、大自然の四季を満喫してください。
森は、4月中ごろから本格的な春を迎え、5月初旬がクライマックス。白いミツガシワが咲きそろい、樹木の香りが満ちてきます。
夏の山門湿原は木々の緑が深まり、植物もたくましくなります。トリアシショウマ、ニシキゴロモ、ノギランなど白い花が多いのがこの森の夏の特徴です。観察コースの道端には、ササユリが多く、訪れる人の目を楽しませてくれます。小動物や虫たちの行動も活発になり、森はカブトムシやクワガタなどの甲虫、湿原は水生昆虫たちの楽園となります。トンボ類では、大きなオニヤンマから体長わずか2cm、日本最小のハッチョウトンボまで、25種類がこの湿原で確認されています。
また、湿原に突き出た木の枝をよく見ると、大きなマシュマロのようなモリアオガエルの卵塊がくっついていることがあります。15cmくらいのかたまりの中には300?500個の卵がはいっています。モリアオガエルは、一見アマガエルみたいですが、特徴は目のまわりのオレンジ色のアイライン。とってもチャーミング、かな?
秋になるとサワギキョウの紫色の花がひっそりと咲き始めます。また、どのコースにも咲いて目を引くのが、紫色のリンドウの花です。花の種類が少ない秋の森は、真っ赤な木の実や紅葉が目を楽しませてくれます。
冬の湿原は50cm以上の積雪が何日も続き深い雪におおわれますが、3月下旬には雪解け水で湿原の水位がもっとも高くなります。やがてマンサクの黄色い花が咲き始めると春の声が聞こえてきます。
山門水源の森は、「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」の努力によって、保存や啓蒙が行われています。お出かけのときは、貴重な自然に接するマナーをお供にどうぞ!
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